越冬するトンボ

■2月12日

 木の葉の落ちた季節に山を歩いていると、枯葉色した細く小さなトンボに出会うことがあります。
 それらは越冬トンボの仲間で、日本にはオツネントンボホソミオツネントンボホソミイトトンボの三種類いるのですが、変温動物であるトンボたちが、気温が低い時期に飛び回ることは、ほとんどありませんので、余程運が良くないと出会うことはないようです。

 私が最初に越年トンボに出会ったのは、35年ほど前の雪のちらつく峠道でした。
冬にトンボがいることなど知りませんでしたから、それが何と言う名前のトンボだったかは判りません。
ただ、非常に驚き、感動したことを、今でもはっきり覚えています。
その後も、元日の雪山の頂きや、林の中での出会いがありましたが、いずれも偶然の結果でした。

 文献などによれば、越年トンボたちは、日当たりが良く、あまり風の当たらない林などで越冬すると記されています。
ならば、越冬地を探そうと、今年の冬は時間を作っては可能性の高い各地を探し歩きました。
しかし、中々なのです。
秋の終りに越年トンボを見た所や、集団産卵に来ていた水辺近くの林を重点的に見ているのですが、一頭ぐらいは見つけても、二桁はいて越冬地と言っても良いような所は見つからないのです。
 そんな私の話を聞いたトンボ界の重鎮Tさんが、一度勉強のために越冬地を観ておかれたらいいと言って、Oさんを紹介してくださり、翌日Oさんのフィールドを案内していただいて、見つけるヒントを頂きながら、何とか2種21頭の越年トンボを見つけることが出来たのです。
その一部を下記にアップしておきます。

 神様が鳥などに見つからないようにしてくれたのでしょうか。
なるほど、慣れないと発見は困難です。
昨年、両眼とも網膜はく離の手術をして視力が低下した私ですが、どうにか見つけることが出来ました。
 この感覚を生かして、今後は自分のフィールド内で越冬トンボを見つけたいと思います。

 Tさん、Oさんには、改めて感謝申し上げます。
なお、Oさんは、住所などは知りませんでしたが、私たちのフィールド「カエル谷」へ、時々トンボの撮影に来られていたOさんでした。今後ともよろしくです。

 
 写真は、アップされているため見やすくなっていますが、それでも 「どこにいるの?」 と言う感じのものもいます。
各写真に1頭写っています。 ぜひ、探してみてください。
(判りにくいときは写真の上で左クリックし、拡大してご覧ください。)

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↑ホソミオツネントンボ♂
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↑ホソミオツネントンボ♂
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↑ホソミオツネントンボ♂
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↑ホソミオツネントンボ♂
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↑ホソミオツネントンボ♂
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↑ホソミオツネントンボ♂
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↑ホソミオツネントンボ♂
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↑ホソミオツネントンボ♀
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↑ホソミイトトンボ♂
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↑ホソミイトトンボ♂
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↑ホソミイトトンボ♂
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↑越冬地です。






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