二等三角点のある山

 11月24日。
数十年ぶりに母の山へ行って来ました。
地元では「白山さま」と呼ばれています。
 母はこの山が大好きでした。
景色良く、春にはキクザキイチゲ、カタクリ、クマガイソウ、サンカヨウなど、山野草で一杯になる山でしたが、年老いた母は、ここ10数年、行っていませんでした。
 私は子どもの頃、母に連れられ、カタクリなどを山菜として積み、お浸しなどにして食べました。
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 山頂には二等三角点があります。
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 山頂付近です。
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 大きなブナが残っていました。
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 今年は当たり年のようで、ブナの実がたくさんありました。
「ナラ枯れ」の心配があるため、おじさんにお願いし、実生苗を育ててもらうことにしました。
母の弟のおじさんは、元理科の教師ですので、安心です。
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 山の西側半分ほどは、遮るもののない展望です。
 雪の山々も見えました。

   あれが安達太良山 あの光るのが 阿武隈川 
                         (智恵子抄/高村光太郎)  

   不来方の お城の草に寝転びて 空に吸はれし 十五の心 
                          (一握の砂/石川啄木) 

   かあさん、あれが那須、あれが安達太良だね。

  母の思い出と共に、なつかしき少年時代も浮かんで来るのでした。
  かあさん、長い間、ありがとう。 そして、安らかに。      合掌

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