子スズメ

■6月17日(日) 小雨のち曇り

 今日は、市の環境美化の日でした。
やることは、どぶ掃除と草刈り、草むしりです。
私の今回の当番は、隣組ではなく、遊歩道の草刈りです。
一時間ほどで終り、家へ戻って来ると、
家の前の小公園で、井戸端会議ならぬ、公園会議の真っ最中。
ご近所さんですから、話の輪に入り、楽しくやっていると、
Oさんが、
   「おや、スズメさんじゃないですか?ちっとも逃げまへんな…」
と言われました。
Oさんは、京都出身なので、当りが柔らかいのです。 
声のするほうを見ると、子スズメが、親にはぐれたのか鳴いています。
一時、どなたかに飼われていたのか、私たちには全く警戒しません。
近寄って行き、手を差し出すと、近づいて来ました。
   「癒されますな…」 と、またもOさん。
   「写真に撮っておかれたらいいんと違いますか!」
と言うことで、カメラを撮りに帰り、カッパを着たままの撮影となりました。
確かに、子スズメは癒されます。

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30分近く、相手をしてくれた子スズメでしたが、親と兄弟らしいスズメたちが来て、無事、立ち去ることが出来ました。

 鳥に詳しい人の話によれば、スズメも最近は減っているとのことでした。
一つは、瓦や雨戸の家が少なくなり、スズメの営巣がしにくくなっているとのこと。
次は、餌の不足のようです。
家庭から出る食べ残しのゴミは、かつては畑の隅に肥料として捨てられていたのですが、今は、そのほとんどが、ポリ袋に入れられ、燃えるゴミとして決められた日に回収される仕組みが全国に広まったことや、農業の近代化の中で、落穂があまり出なくなったことなどがあるそうです。

 私たち日本人の生活が、工業立国へ舵を切ったことによる核家族化などによって大きく変化したように、スズメに限らず、野生の生きものたちを取り巻く環境も、いろいろな変化が起きています。
自然のように、ゆっくりと変化しませんから、対応出来ない生きものは、減ることになるようです。

 今日の環境美化も、実際のところ、人間側の尺度での、草刈りであり、草むしりです。
私たちの地域は、川ざらいはありませんでしたが、地域によっては、堆積した土砂を上げたり、水草を取り除いているとのことです。
トンボや魚など、それらを産卵や、安心して休む所としている生きものにとっては、ダメージが大きいことを理解する人は少ないです。
 今日、草を刈っていたとき、ある方が、家では主人が生きものが大好きなので、草は出来るだけ取るなと言います。と笑ってられました。
そんな話を聞くと、ほっとするやまねでした。