自然の残る川

■4月25日
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 サナエトンボを探していくつかのポイントを回ったときに出会った川です。
今の時代、ほとんど見られなくなった護岸工事がされてない自然のままの姿です。
上流に砂防ダムなどもないため大雨のときに大量に土砂が流れ込みますが、その分、生きものたちにとっては棲みやすい環境で、景観的にも私たちを癒してくれます。
 災害に弱いのではとの指摘もありますが、河川近くに住まないことで、昔から対応して来ました。
 昨年の津波災害を受けて、海岸部の堤防の嵩上げ案も出ていますが、何十メートルの堤防で海岸線の姿を変えるよりは、通常の高波を防ぐ程度にとどめ、人が早く避難することや、職住分離を含めた居住地の移転などでの対応が計られたらと思います。
なぜなば、今回の震災でも感じたのですが、人間の予想を超えた自然災害は、いつかは来るからです。
それよりも、自然の怖さやパワーを知り、いざというときに備えた生き方、暮らし方こそが大切に思うこのごろです。



冬を越したトンボたち

■4月25日 晴れ
 F町のK池に行ってみました。
予測どおり、冬を越したトンボたちが産卵のために水辺へ集まっていました。
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↑ ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)の♂です。 
冬の間は、外敵に捕食されないよう枯葉のような目立たない色合いですが、きれいな青い婚姻色に変わっていました。
人に限らず、トンボたちにとっても、恋の季節は華やかに装います。
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↑ ホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉)の♂です。
こちらも、きれいな婚姻色になっていました。
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↑ ホソミイトトンボの連結産卵です。
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↑ ホソミオツネントンボの連結産卵です。
イトトンボたちは、水辺にある植物の組織内に産卵します。

 日本には、トンボ(成虫)の姿で冬を越すトンボが3種類いますが、今日は、そのうちの2種類の産卵を見ることが出来、うれしかったです。
ちなみにもう1種はオツネントンボ(越年蜻蛉)です。

 下記は、越冬中の画像です。(2012年2月12日) 
目立たぬ色合いですが、これはこれでシックで趣があり、私は好きです。
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↑ 越冬中のホソミイトトンボです。
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↑ 越冬中のホソミオツネントンボです。 
 越冬トンボたちは、風のあまり当たらない林の中で、ほとんど動かずに、春の来るのを静かに待ちます。