山法師(やまぼうし)

6月10日

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 家を建てたとき、ぜひ、庭にほしいと探し求めた木のひとつがヤマボウシ(山法師)でした。
当時は、植木所と言われる愛知県の西尾や稲沢でも扱っている業者さんがなく、結局、半年ほどかけて小さな苗を取り寄せていただきました。
 ヤマボウシはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の日本古来の木で、谷間などに自生します。
4枚の花びらに見えるのは総苞で、中央にある黄緑色の丸いかたまりが集合花です。
和名「山法師」の由来は、白い総苞が、白頭巾をかぶった僧兵の姿に似ているところからとのことです。
 近縁種にはアメリカ原産のハナミズキがありますが、苞の先端がくびれていることと、花や実の形が異なるなどの違いがあります。
 ハナミズキの場合、一時ブームになりましたので、ほとんどの方が知ってられると思いますが、これからハナミズキを買い求めて植えられるのであれば、ぜひ、在来種のヤマボウシをお勧めします。
 人は好き好きとはいえ、ヤマボウシは、ハナミズキよりも清楚に感じます。
秋の紅葉もカエデの仲間にはない良さがあります。実が食べられることも、お勧めする理由です。そして何といっても、日本古来の木であることです。
 ハナミズキのブームが去った後、公園や街路樹として、ヤマボウシの姿を見るようになりましたが、ハナミズキとの交配種も出回っているのが残念です。

 ヤマボウシの花との出会いで特に印象に残っているのは、岩手の山でした。
岐阜県恵那市の旧蛭川村の某谷間には、ヤマボウシの群生地があります。

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