みんなで山へ

5月8日 快晴

 昨日までの雨も、晴れ男のKIさんのおかげか、快晴でした。
7台の車に分乗し、カエルの分校とコンパスの山仲間がコラボした初の山歩きです。
参加者の年齢幅は35歳ほどで、最年長者は、分校の人気者キクちゃんで、83歳です。
78と思っていたので、そう紹介したら、「若く見られて、うれしいわ!」と、笑顔のキクちゃんでした。
年は重ねてられるキクちゃんですが、みなさんに好かれ、あんな風に年を重ねたいなあと思われている目標の人です。
 元造園業で、ご主人が亡くなられた後も、70代前半までは、かつてのお客さんの庭木の手入れをボランティアでされてましたので、けっこう身軽で木登りが上手です。
かといって男勝りにバンバンやるのでもなく、控えめで、可愛いところがあり、気立ても優しく、明るく前向きで、俳句をたしなみます。

出会いを大切に
 小学校低学年の頃、隣にどんな子が来るかは、誰もが気になったことと思います。
あのわくわく感を、いくつになっても大切にしたいと、やまねは考えます。
それで、誰がどの車に乗って行くかは、やまね流で決めさせていただきました。
そのポイントは、
 ①カップルや夫婦は引き離す。(冷たいようですが、たまにはいいのです。相手の良さも判ります。)
 ②いつもつるんでいる同士も引き離す。(新しい友人を作っていただくためです。)
 ③どの車も、男女の比率は同じようにする。(異性がいることで座が和みます。)
 ④行きと帰りは、メンバーを入れ替え。
 つまり、子どもの頃のように、いろんな方と親しくなってもらうとのネライです。
そして、各車両ごとにホスト(またはホステス)役を決め、道中、みなさんが親しくなれるよう働きかけていただきました。
名前が覚えられなかった人には、ペナルティで、ドライバーさんへチップをあげるとの縛り(脅し)も入れました。

 ちなみに行きの各号車の男女比率は
A車、B車、C車、D車、E車…2:2、F車…1:2、G車…1:3で、
帰りは、A車、B車、C車、D車、E車…2:2、F車…1:3、G車…1:2と、
男性12名、女性15名でした。
車両提供とドライバーは、男性にお願いしておきました。

 結果は、思惑通りで、ランチタイムのときは、各車両ごとに、他のメンバーの方を紹介し、他の車両の人たちの質問にも応えていただきました。
 名前で困る人はゼロ。人間、歳を重ねても、その気になれば出来るのです。
趣味や、好きなこと、好きな食べ物、はては馴れ初めとか、好きな異性のタイプの話も出たりと、大いに盛り上がりました。
 山歩きも、大勢で行くときは、こんな趣向を入れるのも、いいものです。


■道中

画像
      (写真の上でクリックすると大きな写真になります。以下同じです。) 
 ↑ 途中、橋の上から小戸名渓谷の美しさを堪能いただきました。 
帰りは、渓谷に沿った山道を通りました。 秋も来たいね…との声がありました。

■班編成

 全員、1415mの山頂を目指すことも考えられましたが、無事を優先し、本人の希望を入れて、麓の散策班(12名)と、山登り班(15名)に分け、各リーダーと、昼の集合場所と時間を決め、歩き始めました。
 コンパスの人たちと、リーダーのみなさんは、地図とコンパスを使いこなせますので、集合地点を地図上で確認しておけば、目的地へ到達出来るのです。

■麓の散策班が見た自然

 麓と言っても標高では1245m~1265mほどの所を登ったり降りたりの散策ですから、下界と比べ、半月ほど季節が遅れている感じでした。

画像
 ↑ ミヤマエンレイソウ(別名:白花延齢草)です。 やや小ぶりでした。

画像

画像

画像

画像

画像
 ↑ シロモジの花と若葉です。
画像
 ↑ ブナ林です。
画像
 ↑ 芽吹き途中のブナです。 なぜ、部分的に芽が出るのでしょうかと話題になりました。 そう言われて見ると、他の樹木ではあまり見ることのない不思議な現象です。

画像
 ↑ クマノミズキの若葉です。 光を通し、輝いて見えました。
上記の写真は、全て長野県側です。

画像
画像
 ↑ 愛知県側の牧場です。 遠くに見えるのは愛知県の奥三河と静岡県の山々です。

画像
 ↑ 山頂の展望台です。 私たちが見てた県境付近からは、直線で750mほどあるのですが、デジカメのズームを一杯効かせてSSさんが撮りました。写っているのは、山登り班の人たちです。
 声が届かなかったので、SSさんが携帯で「東側の牧場を見て!」と言ったら、気づいてくれました。

画像
 ↑ 肉眼で見た茶臼山(1415m)です。

画像
画像
 ↑ ミズナラです。ブナとともに、存在感があります。

画像
 ↑ ほとんど知られていない名もない沼です。 タゴガエルが鳴いていました。

画像

画像

画像
 ↑ ヒノキに挟まれたヤマザクラの樹ですが、どちらが先に生えたかが話題になりました。 みなさんはどう思いますか? やまねは、倒木更新で、ほぼ、同年と見ています。

■カエル館

 ランチを終えた私たちは、再び根羽の牧場側へ戻り、一年ぶりに、カエル館を訪ねました。
カエル館の熊谷館長とやまねは20年近い付き合いで、カエルの分校とも、親しくさせていただいています。
 今回の参加者の半数くらいの方は、カエル館は初めてでした。

画像
 ↑ カエルの餌を食べる様子です。 ほとんどの方は、カエルが餌を食べる瞬間は初めてのことで、興味を持って見てられました。 餌やりは、やまねが担当しました。 (^^)

画像
 ↑ 恋の季節を迎えたシュレーゲルアオガエルは、抱接をしてました。
「いとおしく感じるわ…。」とは、ご婦人方の感想でした。

画像
 ↑ カジカガエルです。

画像
 ↑ ダルマガエルです。 3年前に、カエル谷から、お嫁に行ったものです。
トノサマガエルより、元々体形がふっくらしているのですが、運動不足のようで、ややメタボ気味でした。
やまねとは久々の対面ですが、彼女は、やまねのことを覚えていません。

画像
 ↑ アフリカツメガエルです。 こちらは、水中暮らしが主のせいか、体形的には、ぽっちゃりしています。

画像
 ↑ ネバタゴガエルです。 「ゥワン!」と鳴いて、みなさんを喜ばせてくれました。

画像

画像
 ↑ ネバタゴガエルです。 この写真は、2004年の11月14日に、北里大の竜崎先生や、カエル館の熊谷先生と、生息域調査で段戸裏谷へ行ったときに撮ったものです。

画像
 ↑ 向かって左が竜崎先生、右が熊谷先生です。
当時は、染色体と、声紋が異なることは掴んでいましたが、遺伝子が3代続くかの確認中で、新種申請の論文発表前のことでした。


■記念写真

画像
 ↑ 今回の参加者のみなさんです。 スタート地点に戻って。(撮影:SSさん)

画像
 ↑ 根羽の牧場から見た南アルプスです。左から荒川岳、赤石岳、聖岳などです。(今日は、花曇で霞んでましたので、03年に撮影したものを載せました。)

■カエルの卵

画像
 ↑ ヤマアカガエルのオタマジャクシと卵塊のあった湿地帯です。(根羽牧場内)

画像

画像
 ↑ ヤマアカガエルのオタマジャクシと卵塊です。
カエル谷とは、1ヶ月から2ヶ月近く遅いようです。


 やはり、山の上は涼しくて、やまねには一番でした。

6月の初めには、テントと寝袋を持って、カエルの調査に再び訪ねる予定です。







この記事へのコメント

この記事へのトラックバック