4度目の尾道  初日  高見山へ ①

 4月7日 曇り
 尾道の駅には10時少し過ぎに着きました。 千里も一里のようです。
チェックインは15時からですが、余分な荷物だけでも預かってもらえたらと電話をしましたが、留守のようでつながりません。
 今日の目的は、先回の続きで、向島の海岸を東南から南へ歩き、向島の最高峰・高見山(283.2m)へ登ることですから、駅前渡船で向島へ渡りました。
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    (写真の上でクリックすると大きな写真になります。以下同じです。)
 ↑ 千光寺山です。 あいにくの曇り空ですが、桜がきれいに咲いていました。
そう言えば、尾道を最初に訪ねたのは、一年前のこの時期でした。

 船を降り、待合所で民宿・B&B潮風さんへのメモを書き、余分な荷物を軒下にでも置かせてもらえたらと、とりあえずB&B潮風さんを目指しました。 
 B&B潮風さんまで100mほどの所へ行ったとき、見覚えのある車が来ました。
そうです。 オーナーのSさんです。 思わずにっこりしてしまうやまねでした。
ご縁の神様に感謝感謝です。 (^^);!
 雨具やタオル、飲み物など、山歩きに必要なもの以外の荷物を預かっていただき、一路、高見小学校を目指しました。
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 ↑ 高見小学校と悪水池(塩田跡?)です。背後の山は、高丸山(114.8m)です。
ここへ来たのは、ひと月ほど前の3月10日の雨の中で、高丸山は、前日の雪の中でした。 
ひと月しか経ってないのですが、遠い昔のことだったような感慨もあるのはどうしてでしょうか?
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 ↑ 三叉路と池の間には、島八十八ヶ所 34番 種間寺(たねまじ)がありました。
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 ↑ お堂の中は、向島の他の札所同様、きれいに掃き清められ、花が生けられ、薬師如来が鎮座していました。
「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」 意味はさっぱり解らないやまねですが、掲示してあったご本尊の真言を唱えさせていただき、先ほどのお礼を兼ね、5円玉+αのお賽銭を上げさせていただきました。
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 ↑ 小学校前の干汐の海岸と高丸山です。 夏は海水浴の人で賑わいそうです。
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 ↑ 頭が黒い夏羽の個体も混じったユリカモメたちが寛いでいました。
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 ↑ 干汐の海岸から見た上江府島(かみえぶじま:尾道市)です。
 上江府島とは、江戸幕府を連想させる名前ですが、平安時代にその名が出てくるほど歴史のある島とのことです。 
 左手奥は加島(かしま:尾道市)になります。
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 ↑ こちらは下江府島(しもえぶじま:尾道市)です。 上江府島と下江府島は、無人島です。
 遠くに見えているのは弓削島(右:ゆげしま)と弓削豊島(左:ゆげとよしま)で、どちらも愛媛県になります。 右手から迫っているのは高見山の山裾です。
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 ↑ 干汐の海水浴場から見た加島です。右手の形の良い山が九頭竜山(109m)になります。
 加島の左手背後に、おっぱいの形をした山があるのが百島(ももしま:尾道市)。
百島の最高峰:十文字山(184.1m)は加島の影に隠れています。 三角点があるので、いつか船で渡って登ってみたいものです。
 百島の左手と、奥に霞んでいるのは、沼隈半島のようです。
 加島の右手、手前は横島(よこしま:福山市)。見えてる山は鳶ガ巣山(207.2m)です。
 加島と横島の間の奥にあるのが田島(たしま:福山市)で、右手に高山(328.8m)が見えています。
 鳶ガ巣山も高山も、三角点がありますから、ご縁があったら登ってみたいです。
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 ↑ 船溜まりには小さな船がたくさん係留していました。 この辺りは、沿岸漁業で生計を立てているようです。
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 ↑ 集落の背後には高見山がそびえていて、廃業になったホテルが見えていました。
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 ↑ 民家の庭先では桃の花が咲いていました。 そういえば、向島は桃の栽培も盛んな島でした。
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 ↑ 「干潮の中海」と読める額のある民家がありました。 かつては別荘か茶寮だったのでしょうか?
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 ↑ 海辺らしく、バベ(ウバメガシ)の立派な生垣がありました。
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 ↑ 干汐のバス停です。 平日は一時間に1本ほどの運行のようですが、愛情と創意で一杯のバス停で、地域の人たちにとって大切な足となっていると共に、立派なコミュニケーションの場でもあるようです。
 朝、夕など、これらのイスに座って、海を見ながら、孫たちに、遠い昔を語ったりされているのでしょうか。 そんな情景も見てみたいと思うやまねでした。
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 ↑ バス停には「高見っ子ギャラリー」があり、小学生たちの作品が展示されていました。
先生方と地域の人々が、共に協力して、子どもたちを育ててられることが偲ばれました。
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 ↑ 土壁に本瓦葺きの古い民家が点在していました。
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 ↑ 向島の東南側の海岸線は、家屋は所々にあるものの、発達した向島の北側と比べ、店もほとんどなく、たまに車が走り去るだけで、道を歩いている人は、散歩のご婦人を一人見かけただけでした。
 時が静かに流れている感じで、歩きの旅人にとっては、心地よい魅力的なエリアです。

 海岸沿いの道は、車が少なく景色も良いですから、マラニック(ランニング+ピクニック)なども楽しいと思います。
元気な方なら、向島一周も可能と思いますが、島の中を 3つから4つのコースに分けて、楽しみながら、さわやかに走られたら最高と思います。
 持久力と筋力のある方は、高見山の山頂を目指すコースも組み入れられたら、変化があり楽しいと思います。
 やまねも20年前であれば、マイコースを設定し、走っていたと思います。
 1980年代に、浜名湖を一周する距離52Kmのマラソン大会がありました。
景色よく、適度にアップダウンがあり、とても走りやすく人気がありましたが、交通事情の悪化などで、今は開かれなくなりましたが、向島は、ロケーションが浜名湖より良いですので、きっと多くのランナーや歩きニストを魅了します。
 バス道だけでなく、海岸沿い(歌~古江浜~大町~干汐~沖条~岡条~江の浦)の農道とも組合わせたコースなどは、景色だけでなく、程よいアップダウンがあり、とても魅力的です。

 尾道市でモデルコースを設定され、距離表示をされたら、全国からランニング好きの人たちが来るようになります。
 出来れば、年に一度、「(仮称)向島健康マラソン大会」を開く。 時期的には、1月~4月半ばが良いかと思います。
 現在、「向島駅伝大会」がありますが、駅伝は、地元主体になることや、チームと言う制約がありますから、遠来のランナーに、年間を通して気軽に来ていただくには、「健康マラソン」コースがあることは、とても魅力的です。
 箱物と違って、さほど費用もかけずに、全国へアピール出来ます。 市長さん、ぜひ、ぜひ、ご検討ください。
因島や、生口島へも展開可能です。
 遠くから来た人は、宿泊して、尾道界隈を楽しんで帰ります。
私のようにリピーターになる人も出ることでしょう。 それだけの魅力を持った尾道の町と島々です。

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 ↑ 峠みちへの途中、左手の小さな入り江に、広島大学の臨海実験所がありました。
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 ↑道の反対側には、首の盗られてしまったお地蔵さん?があり、丁寧に祭られていました。
 なぜ、大切にしているお地蔵さん?の首を盗るのか理解出来ませんが、日本の各地で見られる現象です。
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 ↑ 沖条へ抜ける峠みちです。 左手フェンスの中が臨海実験所です。
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 ↑ 峠から見た沖条のマリン・ユース・センターと城跡のある余崎です。
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 峠みちを下ったところにあった教会と、すれ違った循環バス(おのみちバス:兼吉~江の浦線)です。
 これら「おのみちバス」を上手に使うと、歩きの旅人でも、向島のちょっとした所へ行けそうです。
本数が少ないので、うまく組合わせ出来ないと気になる方は、帰りは歩いても距離はさほどありませんので知れています。
 疲れていたり、天候の悪いときは、タクシーを呼ぶのもいいでしよう。
各渡船の船着場近くには、下記のタクシーが客待ちをしています。
 ・大平タクシー  ・レモンタクシー  ・備三タクシー
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 ↑ 峠から800mほど行った余崎のバス停です。
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 ↑ 余崎バス停付近から見た高見山です。ほぼ真北になります。 門柱の上にあった人形も一緒に撮りました。
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 ↑ バス停近くから見た立花の海岸(西側)です。
砂浜の先に、妙見宮のある明現山と妙見鼻、因島が見えています。
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 ↑ 同じ辺りから東側を見たところです。
美しい砂浜、澄んだ海水の向こうに、沖条・余崎の城山や観音崎が見えています。
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 ↑ 海岸通りの床屋さんの角の路地を右折し、高見山を目指しました。
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 ↑ 茅葺にトタンを被せた大屋根の民家や、
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 ↑ 空き家になっていますが、かつては風格のあった石垣のある本瓦葺の民家の前を通り、登り道を探しました。
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 ↑ 念のため登り口を確認させていただいた方と、その方の家です。
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 ↑ 狭い石段を上がった途中には、土壁に瓦屋根の、島八十八ヶ所の番外札所がありましたが、残念なことに寺の名が書かれた墨が風雨で消えかかっていて、真言宗○○明寺と書かれているようでしたが、判読出来ませんでした。

 
 いよいよ高見山への登りです。



    つづく




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