里山再生

4月15日

 半月ぶりに、東浦の里山再生の現場へ行き、整備作業をして来ました。
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        ↑ 4月15日の里山風景。
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        ↑ 3月31日の里山風景。

 東浦は知多半島の付け根にあり、海水(潮風)の影響を受けるだけに、内陸部の松平の山間にあるカエル谷などと比べ、一週間ほど、新緑の進み具合が早いようです。

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↑ 南側の道路の拡幅工事もほぼ完成し、後は歩道などの整備を待つだけになっていました。
 心配された、水みちの遮断の恐れも、役場の井上 さんや、現場の方たちが工夫して下さったおかげで、法面の下から湧き出していましたので、ほぼ問題なさそうです。
法面も、やがて植物で覆われることでしょう。
 左:ミジンコさん、右:センさんです。 桜も散ったというのに、また寒さがぶり返し、冬のような身支度のお二人でした。
(やまねの場合は、元々寒さには強いのと、午前中から土木作業をしていたので、体が熱くなっていて薄着でした。→ただ、暑くなると、暑さに弱いやまねは、さっぱりになってしまいます。)

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↑ 昨年の秋から再生中の水辺です。 かつては田んぼでした。 今日は、左手上の方の畦造りをしました。
 将来は、水田でのコメづくりも出来たら良いのですが、それにはマンパワーが不足です。
一緒に、里山の再生や、トンボが産卵に来るトンボ池づくりなどをしてみたい方は、東浦町役場の公園緑地課まで。
    Eーメール  koen@town.aichi-higashiura.lg.jp
    電話     0562-83-3111  内線 264
    活動の内容などは ココをご参照ください。

 団塊の世代の方で、やることが無く、家でごろごろされている方には、いいこと尽くめです。
特に、奥さんからは大歓迎となりますよ。(奥さんの生活のリズムを奪わないので…)
 あなたが子どもの頃、見たり、触れたりした、ごく普通の生きものが安心して世代交代することが出来る空間(里山)の確保を目指しています。
 勿論、若い方々でも歓迎ですよ。
みんなで楽しくおしゃべりしながら、四季を感じて、なつかしい生きものや、子どもたちの未来のために、汗を流しませんか。

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 ↑ 湿地帯の流れの中にオニヤンマのヤゴがいました。 (センさん撮影)
 タモ網でガサガサやったわけではないのですが、流れをよくする作業をしていたら、ヤゴが泥の上に這い上がって来たのです。 2頭出て来ました。 みんなで観察させてもらった後、小川のよどみに返してあげました。
 そう言えば、昨年、何度か産卵するところを、みんなで観ましたね。
 ちなみに、オニヤンマのヤゴが成虫(トンボ)になるまでは5年ほど掛かります。

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   ↑ ミジンコさんが立派なイシガメの♀を見つけました。
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   ↑ 人間が気になるのでしょう、上目づかいに様子を伺っています。 (センさん撮影)
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  ↑ 二人で甲羅に現れた年輪により、年齢の確認をしているところです。
 ちなみにこのカメは10歳ほどで、十分性成熟した個体のように思われました。

 (ご参考) 
 友人で、カメの研究をしている矢部さん(愛知学泉大教授)から教えていただいた情報です。
 イシガメは、幼体のうちは♂も♀も、同じくらいの速さで成長するが、3歳くらいになり、甲長が80mmくらいになると、♂は性成熟してしまい、それ以降、成長速度は遅くなるそうです。
♀の場合は、10歳前後で甲長150mmほどになり、性成熟するとのことでした。
それまでの間は、年あたり10~15mmほどの成長速度を保つため、♂は200~300g、♀は1000g強と、♂♀の体重差が大きくなるそうです。
 カメの中でも、イシガメは体の大きさの性差が非常に大きい種とのことでした。

 まったく話が飛びますが、学生時代、陸上部の先生が、部員を前に、まじめな顔で、「タバコとマスターベーションをすると記録が止まるのでするなよ。」と言ってられましたが、イシガメの♂と♀の差を見ていると、なるほどと納得させられました。
 ♂は、性成熟してしまうと、そちらへエネルギーが費やされ、余力がなくなり、記録も伸びないとの戒めだったようです。
 自然に任せていた友人なんかの話では、思考力にも差が出ていたようですが、本当に影響していたかは??です。 人間もセイブすることは大切ですね。
 ちなみに、やまねの場合、学生時代までは、どちらもセイブ出来ました。 (^^);
タバコについては、これまで吸ったことはありません。今後も吸うことはないです。(兄が専売公社に勤めていたものだから、吸え、吸えと、よく言われましたが、これだけは尊敬する兄の言葉でも、無視しさせてもらっています。→ 年を重ねた兄は、最近は吸わない弟を認めてくれています。)

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  ↑ フジも、蕾が膨らんで来ました。 5月始めには、きれいな花が見られます。

■おみやげ
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 ↑ 東浦の里山再生現場は、長い間放置されていただけに、竹が尾根筋まで繁茂しています。
 水辺の整備を終えた後、ミジンコさんの提案で、竹の子堀りをしました。
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 ↑ いただいて帰った竹の子です。 帰宅してすぐに下ごしらえをしました。
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 ↑ 米ぬかが無かったので、コメのとぎ汁で30分ほど茹でて、冷却中の竹の子の入った寸胴鍋です。
一日寝かせ、明日は、炊き込みご飯や、煮物にします。 (^^)!
 これで、乾燥したクロカワ(ロウジ)があれば、子どもの頃の味が再現出来るのですが、愛知では手に入りません。シイタケを代わりに使うつもりです。
 この手の田舎料理は、子どもの頃、母に教わり、小学3年生の頃から出来るようになりました。 やまねの家は、当時としては珍しい共働きでしたから、母が戻ってから食事の支度に掛かるよりも、自分で作っておいたほうが、その分、早く食べることが出来たのです。
作っておいてと言われたことはありませんでしたが、ペコペコの自分にとっては、早く支度をすることが、自分のためでもあったのです。
 おかげさまで、レパートリーも広く、その後の人生で大いに役立っています。
 

■考えたい
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  ↑ 3月31日にニホンアカガエルのオタマジャクシを確認した昔からの水辺です。
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  ↑ そのときのオタマジャクシです。 上記水辺の右手奥のほうに二つの塊になって入っていました。
 ところが、今日の確認では、それらが消えていて、新たに手前に一塊のオタマジャクシがいたのです。
 ①東浦の里山の他の水辺では、ニホンアカガエルのオタマジャクシが確認されてないこと。
 ②幼体のオタマジャクシの行動パターンとして、奥にいたオタマジャクシが、塊のまま、手前側へ移動することはありえないこと。
 ③止まり木のような木が水の中に刺してあったこと。
から推定すると、野鳥の写真を撮るために、餌としてオタマジャクシが放たれたと思われます。
 「野鳥命」も結構ですが、自然の生態系全体のことも、ぜひ、ぜひ考えてほしいものです。





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