4度目の尾道  三日目 ②-2)鳴滝山から鉢ヶ峰

4月9日 くもりのち雨

 鳴滝城山の南稜を登っているとき、一度パラパラと来ましたが通り雨だったようで、すぐに止みました。
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 ↑ 峠にあった道標です。 先回は車道を行きましたが、今回は歩道を歩きました。

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 ↑ 熊野神社ですが、イノシシ避けの柵がしてあり、境内に入ることは出来ませんでした。
 やまねの所もそうですが、この辺りもイノシシには苦労されているようです。

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 ↑ 廃屋です。
 「住めば都ですよ。ただ、バイクで町へ行くのが近頃は、おっくうになって来ました…」と言ってられた宮地さんでしたが、過疎化を止めるのは困難な、山の上の鳴滝集落です。

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 ↑ 10分ほど登った所から見た鳴滝城山と尾道水道です。

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 ↑ 鳴滝集落から八注池(やつがいけ)へ通じる歩道ですが、自転車か一輪車?のためでしょうか、中央にスロープが造ってありました。

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 ↑ 歩道と車道の合流点近くから見た八注池です。

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 ↑ 鳴滝山の山頂です。 見晴らしは利きませんでしたが、三等三角点がありました。
 なお、鳴滝山へ通じる緩斜面は、立ち木が伐採された後にモミジが植栽されていて、ルートが判り難くなっていましたので、地形図の八注池の堤体の端から三角点へコンパスを当て、方向を決めて直登しました。
こんなときは磁北線の入った地形図と、コンパスは威力を発揮します。

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 ↑ 北西の道の分岐から見た八注池です。マツなどが除伐されていて、観光?シイタケ園にする計画が進行中でした。
 これは、行政が進めていることでしょうか?即、中止にされたらいいです。
理由としては、シイタケを餌にすることで、イノシシが更に増えることと、ハイカーなどとイノシシの遭遇の確立が高くなり非常に危険です。
 マツなどを除伐した所は日当たりが良くなりますから、余分なものを下から持って来て植えなくとも、コバノミツバツツジなどが自然に生えて来て、山は美しくなります。

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 ↑ 八注池と鉢ヶ峰の分岐です。


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 ↑ よく手入れされた歩きやすい道が続いてました。

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 ↑ 西に眼をやると、木の間越しに、鉢ヶ峰(左429.7m)や、大平山(右424.5m)が見えました。

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 ↑ 四等三角点「本鳴滝」(408.7m)のある本鳴滝山です。

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 ↑ 本鳴滝山から見た尾道水道と向島です。

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 ↑ やはり本鳴滝山から見た岩子島と因島大橋方面です。

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 ↑ 本鳴滝から250mほど行った岩場からの岩子島です。
とても景色が良い所でしたので、岩の上で昼食(稲荷寿司)にしました。 時間は12:20でした。

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 ↑ 尾道水道越しの沼隈半島方面です。 向島が大きく見えます。

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 ↑ 眼下には木原の町を手前に、鯨島や細島、佐木島、因島などが見えていました。

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 歩道上にあったイノシシのヌタ跡です。

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 ↑ 誰もいない山道を歩いていたら、動物の気配がしました。静かに葉が擦れる音のするほうを見ると、顔が白い、きれいな冬毛のテンがいました。
風向きが変わり、やまねに気づいたテンは、木の上に上がったので、ゆっくり観察出来ました。大きさと、動きからすると、♂のようでした。 写真はテンを見つけた地点。(中央やや右手です。)

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 ↑ 付近には、テンの糞が数箇所にありました。

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 ↑ 鉢ヶ峰(429.7m)の山頂です。 二等三角点がありました。

 以下は、鉢ヶ峰の山頂からの眺めです。
尾道水道側は、山頂から南南東に派生している尾根に隠れ見ることは出来ませんでしたが、南西側の展望は素晴らしかったです。

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 ↑ 糸崎、三原方面です。

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 ↑ 細島、小細島、因島、生口島(瀬戸田)方面です。

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 ↑ 左手前から宿祢島(すくねしま…映画「裸の島」の舞台)、佐木島、小佐木島、生口島(瀬戸田)に、三原方面が見えています。

 のんびり景色を見ていたかったのですが、雨になりそうだったので、早々に糸崎へ向かいました。
当初、赤石方面に下り、国道2号線を登山口まで戻る予定でしたが、仏岩でSさんと電話しているとき、「糸崎へ向かえば、電車で尾道へ戻れるわ…」と、教えていただいての選択でした。

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 ↑ 糸崎への下りは、所々に急なところがあり、ガンバレの看板がありました。 糸崎からのコースを、上りに使うと、きつそうですが、山は不思議なもので、きつければ、きついほど山頂に立ったときの達成感と言うか、幸福感を味わうことが出来ます。

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 ↑ それでも、緩斜面になると、コバノミツバツツジがきれいな花を咲かせていて、癒されるのでした。

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 ↑ 糸崎港方面です。

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 ↑ 御山公園です。 ここへ辿り着くとすぐに本降りになりましたが、後は車道を糸崎駅まで歩くだけですので、ほっとするやまねでした。

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 ↑ 四等三角点「御山公園」(みやまこうえん 153.2m)です。
 御山公園から麓へ行くまでにも、ザイフリボク(バラ科、別名:シデザクラ)の白い花が所々に咲いていました。
あまり見かけることのない樹だけに、大切にして、後世に残していただけたらうれしいです。

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 ↑ 無事、JR山陽本線の糸崎駅に着きました。

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 ↑ 15:07の電車に乗ることが出来ました。

 
 鳴滝城山から、鳴滝山、本鳴滝山、鉢ヶ峰と縦走したのですが、平日であったことと、雨が降りそうな天候であったことが幸いしたのか、山歩きの方と出会うことはありませんでした。
 山の魅力には静かさもありますので、今日のような山歩きも、捨てがたいものです。
ただ、美しい自然や景観を前にすると、共に味わうことの出来る同行者や、少しの登山者がいたらとも思うのでした。



■ふりかえって

 千光寺山、西國寺山、浄土寺山(鎖山)、岩屋山、秀山荘の山、小歌島の頂、大影山、(仮称)大影西山、高見山、東岩岳、西岩岳、白滝山、鳴滝城山、そして、今回の鳴滝山、本鳴滝山、鉢ヶ峰と、B&B潮風の女将さんに連れて行っていただいた高見山から観た瀬戸内の島々の美しさに触れたことをきっかけに、尾道水道を色んな方向から見てみたいと、地形図と女将さんのアドバイスを基に、いくつかの頂に立つことが出来ました。
 鳴滝山は山頂が林の中にあり、展望が得られなかったですが、三角点があり、辿り着けたうれしさがありました。
 尾道水道からは遠く離れていますが、Sさんに勧めていただいた弓削島の久司山にも登ることが出来、多島美を味わうことが出来ました。 改めて感謝感謝です。

 一年と少し前に、インターネットで尾道を検索していて偶然見つけた「B&B潮風」さんでしたが、予約を入れたものの最初の訪問は、義母の死で、出発前夜にキャンセル。
当方の都合にも関わらず、「そのような事情であればキャンセル料は結構ですから、次の機会にでもお出でください…」と、気持ちよく対応いただき、その人柄に心惹かれ、「B&B潮風」さんに泊めていただく日が待ち遠しいと感じたやまねでした。
 実際に泊めていただいたら、大女将のTさんも、女将のSさんも、知的で、とても魅力的な方で、旅人たちを気持ちよく迎え、接してくださり、期待通りの寛げる素敵な宿でした。

 「みなさん、民宿・B&B潮風さんをよろしく!」です。




    つづく










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