尾道再び  その(5)鳴滝山

■鳴滝山をめざす

 3月12日
 足元も乾いて来たので、今回の旅の目的のひとつであった鳴滝山をめざしました。
山の仲間は都合で来れなかったのですが、B&B潮風さんがご一緒してくれました。

 車を尾道バイパス西PAに止め、ガードをくぐり、入り組んだ集落の中を進みました。
この辺りは、尾道と三原の市境になっているらしく、市名が途中で変わりました。

     (写真の上でクリックすると大きな写真になります。以下同じです。)
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 ↑ 民家の軒先で、透明人間???が仲良く手をつないで立っていました。
   「やあ、こんにちわ!」   「…コンニチワ」 と言ったような気がしました。
 
 尾道(向島)へ来て感じたのですが、みなさん、見ず知らずの私たちにも、すれ違うときにあいさつをしてくれます。
小学生であれば他所でも見かけますが、高校生たちもしてくれるのです。男子生徒も女子生徒もです。
 こんなこともありました。
街中でのことです。 反対側の建物の写真を撮るのに夢中になっていたら、ご婦人にあいさつされたのです。
そして、「前を横切ってよろしいですか?」と。
写真を撮ることに夢中になっていた私は、通りを歩く人たちのことを考えていなかったのです。反省させられました。
尾道は、相手のことを思いやる心がある…、そう言う土地柄のようです。素晴らしいことです。
それ以降、山と同じように、尾道では、すれ違いのときには、こちらからも会釈をするように心掛けています。 
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 ↑ 軒下に集荷待ちのミカンがありました。「はるみ」と言う品種で、高級品のようです。
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 ↑ 集落を抜けた所で見えた景色です。 何かいい感じです。 背後の山は鳴滝城山(322m)です。
 7~8年前に山火事があったようで、所々に表面が炭化した高木がありました。
それでも、自然の若木が育っていましたから、10年も経てば立派な山になると思います。
 山は、人間が自分たちの好みの木を一度にたくさん植えるよりも、自然の回復力を待つのが良いように思います。
イベントで植樹をしても、後の手入れが行き届かず、枯れたり、荒れてしまっている所が多いです。
多様性という点でも、好みの木だけを植えたり、大切にするのは、自然の中では控えたいものです。
里山などは、植えることよりも、50年後、100年後を考えて、息長く手入れすることが大切に思います。
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 ↑ 尾道水道が見えて来ました。岩子島と向島が見えます。右手には因島が春霞の中にありました。
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 ↑ 畑にしていたのでしょうか? 山城のような石垣が所々にありました。
 昔の人はすごいです。 こんな傾斜地でも切り開き、田畑を耕し生きて来たのですから。
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 ↑ 沢の水が流れ込み、ちょっといい感じのところがありました。
 ここも、かつては畑か田んぼだったようです。 トンボも産卵に来ることでしょう。
 尾道水道、岩子島、御幸瀬戸、向島、布刈瀬戸、因島大橋、因島などが見えました。
標高は85mほどの地点です。
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 ↑ 尾根を上がって来る道と交差したところにあった国立公園 「鳴瀧山」の碑がありました。鳴滝山は国立公園の指定地のようです。
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 ↑ オシドリがいた砂防ダムです。
 火災で周囲に空間が出来、入りやすくなったのでしょう。  オシドリはどんぐりを食べます。
 余談ですが、♂は派手でやまねの好みではありませんが、♀は落ち着いた容姿で好みです。
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 ↑ 山の上の方に民家があります。
B&B潮風の大女将・妙子さんが言ってられた平家の落人伝説のある鳴滝集落のようです。
「青葉の笛」でも残っていたらすごいのですが。
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 ↑ 集落の手前、ワケギ畑からの眺めです。 標高は230mほどです。
尾道水道、向島、御幸瀬戸、岩子島、布刈瀬戸、因島大橋、因島などが見えました。
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 ↑ 尾根の落葉樹の樹形がきれいだったので、ちょっとアップで撮ったものです。
この辺りの山はクヌギが多く、愛知に多いアベマキは見かけなかったです。
旅に出て、このような植生の違いを見るのは楽しみです。
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 ↑ 雪が残るワケギ畑です。
 手作りと思えるコンクリート舗装の小道は、ここまで上がっていて、軽トラックがありました。
でも、すぐ上の集落へは道が狭く、車は通れません。
と言うことは、畑は、すぐ上の集落の人のものではなく、下の集落の人のものなのかも知れません。
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 ↑ 日当たりのいい鳴滝の集落では、梅や諸葛菜(オオアラセイトウ、ムラサキノハナダイコンなど)が咲いていました。
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 ↑ 二本の石柱に支えられた味わいのある半鐘です。
 集落が高い所にありますから、この高さでも十分届くのでしょう。
 山火事のときは盛んに打ち鳴らされたと思います。
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 ↑ 集落の上には車道が上がって来ていて、ハイキングコースの道標がありました。
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 ↑ 鳴滝集落から400mほど行ったヘアピンカーブの休憩所から見た尾道水道です。
 標高は300mほどです。 ここで、ビスケットとせんべいとコーヒーのランチにしました。
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 ↑ 花札の絵のような形をした松でした。
 芽吹き始めた木々を見たり、鳥の声を聞いたりしながら15分ほど行くと広場に出、堤体が見えました。
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 ↑ すぐ上はため池でした。 八注池(やつがいけ)でした。
 標高360mほどの山の上としては大きなため池です。
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 ↑ 背後の山は鳴滝山(402.0m)です。今回は道が悪かったので行きませんでした。

 下りは、登って来た道を引き返しました。

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 ↑ 鳴滝集落からの尾道水道です。
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 ↑ 鳴滝城山の南は、ちょっとした岩稜になっていて、合掌した仏さんのような岩がありました。 展望もよさそうです。 
下からなら登れそうですので、次回の楽しみにしましょう。
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 ↑ 南に見えた尾根上の小さなピーク210です。
あんな所も登ってみると楽しそうです。 山は、道にこだわらなければ、いいルートやポイントはあるものです。
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 ↑石垣の向こうに鳴滝城山が見えています。 レンギョウも咲いています。
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 ↑ 鳴滝集落は急斜面にあるだけに、どの家も石垣の上に建っています。
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 ↑ ヤマナメクジです。 触覚が可愛いいです。
 家(貝殻)を背負ったカタツムリは嫌われず、家を持たないナメクジたちは嫌われます。
カタツムリが進化した姿がナメクジなのですが、人間は不思議です。
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 ↑ レンギョウの隣の高木は何だろうか? バラ科のようですが、思い出せません。4月上旬頃には花が咲きそうです。 ヤマナシだとすると白い花が咲きます。
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 ↑ ワケギ畑から下の集落まで続く軽トラがやっと通れる小道です。
木の間越しに見える尾道水道も風情があります。
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 ↑ 尾道水道と、手前に吉和の四等三角点元之洲(94.1m)の山が見えています。
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 ↑ 岩子島もしばらく見納めです。
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 ↑ 振り返ると、鳴滝城山と鳴滝の集落が見えていました。

 ふもとへ降りて、ちょっとした発見がありました。
吉和公民館福地分館横に、水準点があったのです。
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 ↑ 標石の上に、へそのような突起が出ています。
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 ↑ 立派な水準点です。(12.8m) 三角点同様、測量にとって大事なものです。
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 ↑ 水準点の隣にあった祠です。
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 ↑ 三十三番 高福寺と書かれた、石仏もありました。
水準点は、神様と仏様に守られていますので、今後とも大切にされると思います。


■おいしかった肉うどん
 車へ戻って食べた尾道西PAの肉うどんは、絶品でした。
 ラーメンなどもありましたので、機会があったら、他のメニューも確認したいです。
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 おかげさまで、とても楽しい一日でした。 ありがとうございます。

  












 


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