木を切ることの大切さ

 10月22日 午後
 13:30からは、竹村小学校の6年生の総合学習で、竹村新池公園内にある「子どもの森」の除伐(じょばつ)です。
 はじめは、今日の作業の「除伐」について紙芝居を使ってお話し。
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   ↑ 画面上でクリックしていただければ、小さな文字も読み取れます。

 最近の日本は、山の手入れをしたことがない人がほとんどのためもあり、いろんなところで木を植えることは良いことで、木を切ることは良くないことと、洗脳と言っても良いくらいに聞かされ続けている上に、全国各地で、これでもか、これでもかと、植樹イベントが行なわれています。
 しかし、それらのイベントは一過性のことが多く、たいていの場合、子どもや市民は、ダシに使われていて、主催者だけが、イメージアップなどでポイントを稼いでいることがほとんどです。
 何が問題かと言うと、無計画に植えるだけで、植えた木の生長を考えてなかったり良い木、良い森にするための地道な作業を、責任を持ってやり遂げる姿勢が、ほとんどの場合ないことです
 結果、毎年全国各地で植樹が繰り返されているのとは対照的に、人工林も、里山と言われる二次林も、荒れた状態で、本来の機能が低下しています。
 森林ではありませんが、街路樹の場合もそうです。
木々が生き生きと育つ環境でない所へ、無理に植え込みますから、結果、いろんな問題を引き起こし、毎年、枝切りが繰り返され、樹形は乱れ、ちょっとした強風で倒れたりします。税金の無駄遣いの最たるものと言えます
狭い道路沿いに無理に植えず、数百メートル置きに小公園を造り、その地に合った樹を植えて、余分な枝切りをしなくて良いようにし、樹、本来の美しい姿を保ちたいものです。
 育てることを考えず、産みっぱなしではダメになる子どもと一緒で、木も、植えっぱなしではダメなのです。
子育てが、大変ですが大切なように、木は無計画に植えたり、植えっぱなしでは良くないのです。
 植えたままで放置された木は良い木になりませんし、ましてや良い森林にはなりません。
自然淘汰を繰り返す、天然林とは別なのです。
植えた以上、愛情を持っての手入れが必要です。
 
 今回、除伐してもらう木は、2000年4月の竹村新池公園オープンに合わせ、地域の人たちが、元々地域にあった子どもが遊べる雑木林を再生しようと、山で拾った木の実から育てた苗や、業者から買った苗を、保育園や幼稚園の園児と、小学生たちが50年後を夢見て植えたものです。
 ですから、将来の森の大きさからすると、何倍もの苗が植えられましたから、より良い森を造るための除伐は、当初からの計画で、これまで、その6割ほどは、数回に分けて切られています。
 
 なぜ、公園の雑木林を切るかの話の後は、班編成を先生方にしていただきました。
各班には、①木を切る人 ②枝を切る人 ③運ぶ人 ④安全の確認をする人 がいます。

 次に、木を切る人と、安全の確認をする人を集めて、試し切りをしました。
まず、私がやって見せ、次に代表児童4人のトライです。
ノコギリを使うのは初めてとの児童もいましたが、何とかコツが判ったようです。
 除伐は危険が伴いますので、自治区の役員の方々も、見張り番の応援に来てくれました。
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 一人の怪我も無く、短時間にたくさんの木を切ることが出来ました。
小学生でも、チームワークを発揮することで、大きなパワーになることが証明出来ました。
どの子どもたちも、森を手入れすることの大切さと、そのために除伐や間伐が必要なことを理解出来たようです。
何よりも、何で木を切るかが解ったのと、楽しかったと言ってもらえたのは良かったです。

 11月5日も、同じメンバーで、続きが行なわれます。
そして、切った木はチップにされ、公園内の散策路に敷かれます。

 竹村小学校の6年生のみなさん、先生方、そして、地域のみなさん、ありがとうございました。
竹村新池公園は、自然を感じられる公園に!がコンセプトです。
今後も、こうしてみんなが力を合わせ、時間をかけて、より良い公園にして行きましょう。

 (参考) 
 除伐:成長させたい木の妨げになる木を伐り除く作業。
 間伐:植栽木同士の競争を押さえるため、抜き伐りをして本数を調整する作業。
  どちらも、良い森(木)づくりのためには、必要な作業です。



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