戸倉山(とぐらやま975.5m)

 6月28日。
久々に新潟の山へ行って来ました。
メンバーは、KIさん、KSさん、HAさんとの男性4人です。
標高こそ1000mに満たないですが、豪雪地帯の山ならではの趣があり、中々の山でした。
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 ↑ 登山口から見た海谷山塊の頚城駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳です。
なお、この付近は県境が入り組んでいて、登山口のあるあたりは、新潟県糸魚川市のようです。
近年整備された「しろ池の森」の管理棟の傍らで食事をしていたら、山道の草刈から戻った地元の方が、いろいろと気遣ってくださいました。 たった一人で山の手入れをされているようです。
 白池手前の、整備されて流れの緩やかになった沢では、カジカガエルが鳴いていました。
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 ↑ 登山口から20分ほど入った白池から見たなつかしの名峰:雨飾山です。
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 ↑ かつては白池の中心が信濃と越後の国境だったようですが、その後、水利権が越後に渡ったこともあり、現在、白池は新潟県糸魚川市になるようです。
国土地理院の地形図を見ると、蛙池のある白池の東700mほどは、県境が未記入ですので、今もって未確定のようです。 国境には、先人のいろんな歴史があり、アバウトのままにしておくことも人間の知恵なのかも知れません。
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 ↑ 戸倉山への登山道は、はじめ「塩の道」を行きます。
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 ↑ 道の傍らには、最近では観ることの少なくなったヤマアジサイがたくさん咲いていました。
 各地で、アジサイロードなどと、野山の植物が除かれて、園芸種の西洋アジサイが植えられることが多いのですが、元々日本の梅雨を彩っていたこれらのヤマアジサイを大切にしたいものです。
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 ↑ サンカヨウがたくさんあり、甘酸っぱい実を少しだけいただきました。
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 ↑ 角間池手前を行く同行者です。地形図では、登りきった所を県境が通っていますので、新潟側から見ていることになります。
 この辺りは風雪の影響がないようで、まっすぐ伸びた若いブナの林がきれいでした。
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 ↑ 長野県小谷村の角間池です。モリアオガエルの卵塊がありましたが、水際を木の枝が覆っているため、登山靴では近づくことが出来ませんでした。
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 ↑ アマゴイルリトンボの成熟♂です。
白池や、角間池では、貴重種のアマゴイルリトンボやルリイトトンボを観ることが出来ました。
アマゴイルリトンボは、モノサシトンボに似た習性で、水辺よりも、道沿いの木陰にたくさんいました。
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 ↑ ルリイトトンボの場合は、明るい水辺の草などに止まっていました。
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 ↑ 角間池で「塩の道」と別れ、戸倉山の登山道を行くと、豪雪地帯らしい根元が大きく曲ったブナがありました。
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 ↑ 山頂から見た海谷山魂です。
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 ↑ 山頂には三等三角点がありましたが、豪雪の影響でしょうか、埋没していた土が洗われ、傾いていました。
 南西には雨飾山(写真)、西には薄っすらと白馬連峰の雪倉岳や朝日岳が見え、シオヤトンボやナミアゲハもいました。

 「先に行ってトンボを見ていていいよ」との言葉に甘えて先行した私は、白池への下りで、アカショウビンの姿と声を堪能することが出来、愛鳥家であるKIさんを悔しがらせてしまいました。
私としては、みなさんも声は聞いたと思っていたのですが、聞き漏らしたようです。一人だけいい想いをさせていただきました。
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 ↑ 名前が気に入り、訪ねた蛙池です。この辺りは、県境が不明です。
ただ、驚いたことに、ニシキゴイが泳いでました。
どなたかが良かれと思って放したと思いますが、トンボをはじめ、生態系への影響が気がかりです。
「持ち込まない、持ち出さない!」を徹底し、昔からあった生態系を守りたいものです。

 









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