初夏の花 ③ノイバラ(バラ科、野ばら) /④イボタノキ(モクセイ科)

 ♪  童は見たり 野中のばら
    清らに咲ける その色愛でつ
    あかず眺むる
    紅におう 野中のばら  ♪
                       ゲーテ作詩・シューベルト作曲

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 耕作を止めた田んぼには、草だけでなく、ノイバラとイボタノキが潅木帯を造り、森林への遷移途中であることが解ります。
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 止まっているバッタはフキバッタのようです。
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 蕾のときは、ほんのり紅いろをしたノイバラです。

 シューベルトや、ウェルナーによって作曲され、人々から愛された「野ばら」ですが、ゲーテの住んでいた地方には、紅色の野ばらが咲いていたようです。
もっとも恋多きゲーテにとっては、たとえ白い野ばらがあったとしても、愛を歌うには、紅色でなければならなかったのかも知れません。
 80歳になっても恋をしていたと言うゲーテ。あきれる方もいるかも知れませんが、恋が出来ることは、心身ともに精気のある証でもありますから、素晴らしいこととも言えます。

 日本の山野では、白いノイバラが野ばらの代表です。似たものに、葉に輝きのあるテリハノイバラがあります。
恋は人生に輝きを与え、人を若返らせるとは言うものの、私には、紅色の野ばらでは身が持ちそうにありません。
清楚な白い野ばらで一途に、を選びます。 ( ^ ^ )

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 イボタノキの花です。
似た木に、同じモクセイ科のネズミモチがありますが、ネズミモチは常緑です。

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